【高校野球】高嶋仁氏、聖隷クリストファー落選驚き「準優勝なら常識的には選ばれますが…」

　智弁学園（奈良）と智弁和歌山の名誉監督で、甲子園歴代最多の６８勝を挙げた高嶋仁氏（７５）が大会を展望した。

　明治神宮大会で優勝した大阪桐蔭が軸で、ベスト４に入った広陵、花巻東、九州国際大付も力があります。

　大阪桐蔭はどこからでも打てて、走攻守の３拍子がそろっている。前田君は打者有利なカウントでも、うまくチェンジアップを使ったり、いい球を投げます。捕手・松尾君の好リードもあると思いますが、３年生のような、憎たらしい投球をします（笑い）。

　花巻東の佐々木君もええですね。清宮君（現・日本ハム）より上じゃないでしょうか。清宮君も力はありましたが、ツボにはまらなかったときは少し頼りなかった。佐々木君は打撃が柔らかい。うまく球についていっている。引っ張るだけではなく、逆方向にも長打が打てます。末恐ろしいですね。広陵の真鍋君も甲子園で本塁打を打てる力があります。九州国際大付の佐倉君も柔らかみがあります。

　そのほかでは敦賀気比（上加世田）、京都国際（森下）ら好投手がいるチームは上位進出が期待できます。１回戦で当たるチームは嫌でしょうね。

　選考では、聖隷クリストファーが選出されなかったことは驚きでした。準優勝なら常識的には選ばれますが、大垣日大が（享栄などの）優勝候補を破ったことを評価されたのかもしれません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/74ddfe7258f7e0022ecdd58be65ddfa58fbfe39d