左精巣摘出手術のソフトバンク大関友久、57日ぶり1軍マウンドで2回ピシャリ　最速150キロ、球場から大きな拍手

　◆ソフトバンク－ロッテ（25日、ペイペイドーム）

　8月2日に左精巣の腫瘍摘出手術を受けたソフトバンクの大関が57日ぶりに1軍のマウンドに立った。7月30日の西武戦以来となるマウンドで2回を投げ2安打無失点1奪三振。最速は150キロを記録した。

　10点リードの8回に3番手で登板。交代がコールされると球場から大きな拍手が送られた。先頭の中村奨に左前打を許すが、続く安田を148キロ直球で詰まらせ投併殺打に仕留めると、井上を149キロの力強い直球で空振り三振に仕留めた。9回もマウンドに上がると、2死から代打藤原に左前打を浴びるも代打三木を遊ゴロに仕留め試合を締めた。

　大関は8月24日に練習を再開すると、9月10日には3軍戦で実戦復帰を果たしていた。