コンビニで一人買い物…巨人・坂本勇人の孤独な姿を目撃 「けつあな確定」ヤジ、相次ぐ怪我で前半戦絶望、囁かれる引退の時期

目撃したというファンは、

「人気実力ともナンバーワンの坂本選手が一人で移動しているのは珍しい。以前なら常に関係者や後輩選手に囲まれていたのですが…かえって声がかけづらかったです」

という。たまたま一人でいたところを目撃されただけと思われるが、その背中は少し寂しそうに見えた。昨年９月に文春オンラインで報じられた元交際相手に対する無避妊中絶トラブル以降、試合中に坂本の名前がコールされると、バックネット裏からは「ケツアナ確定な」というヤジが飛ぶようになったが、ホームの東京ドームでは球場スタッフが注意するようになったことで、かなり減ったという。しかし、

「地方での移動の際に坂本選手を見つけると、今でもヤジを飛ばす人はいます。アウェー戦での球場では、未だにヤジはすごいです」

と、前出のファンは教えてくれた。それほど、球界のスターがファンに与えた衝撃が未だ尾を引いているということだろう。坂本もファンや球団に迷惑をかけた分、しっかり活躍して報いたいところだが、成績の方も相変わらず、さっぱりだ。

昨年は、３月に左内腹斜筋筋損傷、５月に右膝内側側副靱帯（じんたい）損傷、７月には腰痛で戦列を離れ、83試合しか出場できず、今季も開幕当初から不調が続いていた。

それでも徐々に調子を取り戻しつつあったが、６月23日に行われたリーグ戦再開初戦の開始１分、先頭打者の坂本は二塁内野安打を放つも、一塁ベースを踏むと同時に右太もも裏を痛めて負傷交代。診断の結果は「右大腿（だいたい）二頭筋長頭肉離れ（２度）」。完治に４～６週間のリハビリが必要とされ、復帰には１ヵ月以上かかる見通しだ。この状況に、球団関係者は、

「チームも坂本も調子が良くなり始めていたので、後半戦の巻き返しに期待する部分はとても大きかった。しかし、昨年から調子を上げては怪我で離脱。復帰しても怪我をした部分を庇うことで、また別の箇所を故障するといったことを繰り返しています。そうなると、完全復帰はかなり難しい。原監督も今回の怪我はかなり深刻に考えています。坂本に代わる遊撃手を誰にするのか、早急に動き出す必要があるでしょう」

と、諦めの口調だ。坂本も34歳。そろそろ「引退」の二文字が浮かんでもおかしくないのかもしれない。

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