徳光和夫　大谷翔平の来季の移籍を熱望「エンゼルスはずっと居続けてよいチームでもない」「頑張りが報われるような環境で…」

徳光和夫　大谷翔平の来季の移籍を熱望「エンゼルスはずっと居続けてよいチームでもない」

　フリーアナウンサーの徳光和夫が5日、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送のラジオ番組「徳光和夫　とくモリ！歌謡サタデー」で、エンゼルス・大谷翔平投手が来季、移籍することを熱望した。

　大谷は3日（日本時間4日）のマリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。40号ソロを放つなど活躍した。だが投手としては、4回を無失点に抑えながら「右手の指のけいれん」のため途中降板。チームも3―5で逆転負けした。

　徳光は、けいれんの理由について「一番は疲労じゃないかと思います」と大谷自身が話したことに驚いたという。

「今まで『疲労』っていう言葉を語ることは、大谷はなかったんですよ。ちょっと意外な気がしたんでありますけども、過密とも言われるスケジュール、シーズンの日程を誰もなしえない二刀流で臨んでいるわけですから、疲れがないはずはない」

　厳しい日程にもかかわらず、大谷が常に全力でプレーするのは「勝ちたいという気持ちからだと思う」と徳光は言う。「やはりわれわれ日本人としましては、ワールドシリーズで雄姿が見たいじゃないですか？　と、なるとですね。エンゼルスはずっと居続けてよいチームでもないと思うんでございますけども」

　さらに徳光は「これはもう、お叱りを受けることを承知で申し上げてるわけでありますけども、もし大谷選手が本当に勝ちたいのなら、その頑張りが、ぜひとも報われるような環境でプレーしてほしいと思いません？　心底、オレはものすごく強く思う」。

　続けて「やがて今のような二刀流ができない時が必ず来ると思うんです。私は。だから時間はムダにできない。来シーズンは、できれば違うユニホームに身をまとって、大谷選手が二刀流をこれまで以上にイキイキと、まさにヒリヒリした闘いを、シーズンを通じて過ごせるような、そんなようなチーム選びをしてもらいたいなと、私は思えてならない」と来季の移籍を熱望した。